- HSPに合う「訪問介護」の働き方はないのかな?
- 訪問介護で働いてみたいけど、給料が安くて不安…
- 施設では働きたくないけど、介護職は続けたい
この記事では、上記の悩みを解決します。
介護施設で働くのがつらくて「訪問介護」の働き方を調べると「給料が安い」「アルバイトまたは責任者」でしか募集していない…。
このように、施設のように安定した働き方が望めずに「訪問介護」で働くのを迷っていませんか?
しかし「訪問介護」の働き方をどうしても諦めたくなく、いろいろと調べていたら「重度訪問介護」という働き方を知りました。
結果として「重度訪問介護」は、内向型HSPのぼくにピッタリな働き方でした。
この記事でわかること
- そもそも「重度訪問介護」とは?
- HSPさんに「重度訪問介護」をおすすめできる5つの理由
- HSPさんに介護保険の「訪問介護」をおすすめしない4つの理由
- HSPさんが「重度訪問介護」として働く際の5つの注意点
上記について、解説します。
この記事を読むことで「訪問介護」で働きたいHSPさんにベストな働き方が見つかり「重度訪問介護」についてすべて理解できます。
興味がある人は、続きを読み進めてくださいね。
この記事の信頼性
- 現役介護士で内向型HSP
- 夜勤専従の「重度訪問介護」で3年間働く
- 介護士として10年間勤務
- 介護施設で通算7年間の勤務経験あり
- 介護福祉士の資格取得済み
そもそも「重度訪問介護」とは?
そもそも「重度訪問介護」という言葉は、聞きなれないですよね…。
なので、まずは「重度訪問介護」の基礎知識について、わかりやすく解説します。
重度訪問介護とは、一言でいうと「重度の障害があり24時間常にケアが必要な人に対して、長時間の在宅訪問をおこなうサービス」です。
重度訪問介護とは
重度障がいのある人が自宅で暮らすために、ヘルパーが家に訪問し、食事介助、食事準備、入浴、外出、掃除など総合的な援助をおこない、長時間のケアをするのが「重度訪問介護」です。
一般的に「訪問介護」と言われているのは、介護保険が適用された65歳以上の方に向けたサービスです。
今回、HSPさんにおすすめする重度訪問介護は「重度障がい者」に向けたサービスであり、高齢者向けサービスの「訪問介護」とは違います。
「重度訪問介護」と「訪問介護」の違いは以下の通りです。
訪問介護 | 重度訪問介護 |
介護保険 | 障害福祉サービス |
高齢者 | 重度障がい者 |
短時間 | 長時間 |
「身体介助」「家事援助」というように、支援区分が分かれている。 決められたケアプラン通りに行うのが特徴。 短時間の中で、継ぎ目がなくケアをおこない「見守り」は援助に含まれない。 | 「家事援助」「身体介助」などの区分がなく、総合的に長時間の援助をおこなう。 長時間を前提にしたサービスで「見守り」もケア内容に含まれる。 待機時間が多いのが特徴。 |
このように「重度訪問介護」は介護保険の訪問介護とは対象者も、働き方も大きく違います。
「重度訪問介護」とは、重度障がいがある人に、長時間にわたり総合的な援助をおこなうのを目的にしたサービスなのです。
HSPさんに介護施設の働き方は合わない
ぼくは7年間、介護施設で働いていましたが、施設の働き方は、HSPさんには合わないといえます。
なぜ合わないといえるのかは、以下の7つのポイントがあったからです。
施設が合わない7つのポイント
- イベント・レクリエーションに疲弊する
- 人間関係に振り回される
- 施設長に評価されずらい
- マルチタスクだらけ
- 職員・利用者さんが多い
- ミーティングが苦手
- 急変・事故対応が多い
このように、施設にはHSPさんに合わないポイントが多すぎます…。
施設と一言でいっても、様々な形態があるので、すべての形態が向いていないわけではないです。
しかし、ぼくが働いた「特別養護老人ホーム」は、HSPさんに向いていない環境だったといえます。
ただ、ぼくは正社員ではなく、介護派遣の働き方であれば、施設で働くのはアリと考えています。
以下の記事で、さらに詳しくぼくが7年間、介護施設で働いた体験談、介護派遣の働き方について書いています。
HSPさんに重度訪問介護がおすすめな5つの理由
3年間「重度訪問介護」で働く中で、介護職のHSPさんにおすすめできるポイントがたくさんありました。
実際に働いていて、HSPさんに向いていると感じるのは、以下の5つの点です。
重度訪問介護がおすすめな5つの理由
- 1日1件の訪問で移動が少ない
- 人との関りを最小限にできる
- 現場から直行直帰できる
- ケアのほとんどが「見守り」で落ち着いている
- 長時間ケアが可能で給料も高くなる
内向型HSPで介護職で働くのに、悩んでいましたが「重度訪問介護」に転職してからは、ほとんど悩みはなくなりました。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.1日1件の訪問で移動が少ない
重度訪問介護は、8時間以上の長時間のケアを目的としたサービスです。
そのため、訪問先は1日に1件で終わるので、移動が少ないメリットがあります。
「訪問介護」の場合「重度訪問介護」と違い、1回の訪問時間が30分~1時間程度です。
そのため、1日に平均して5~7件の訪問が必要です。
そのため、訪問時間を気にしながらケアを行う必要があり、移動の負担が大きいです。
渋滞に巻き込まれたり、ケア時間が押してしまうと、次の訪問先に間に合わないこともあります…。
しかし、重度訪問介護は移動がないので、時間に追われることなく、ゆったりとケアがおこなえます。
移動も、最初の出勤以外は必要ないので、焦って介助したり、次のケアを気にする必要もないのです。
2.人との関わりを最小限にできる
訪問が、1日1件だけなので、人との関りも最小限に抑えられます。
僕が働いている会社では、現場に直接向かうので、事務所によることもありません。
なので、会社の人とはほとんど関わることはないです。
関わる人は、その日に訪問する利用者さんやご家族さんだけなのです。
人間関係に悩みやすいHSPさんにとっては、人の関りを最小限にできるのは、大きなメリットといえるでしょう。
人とまったく関わらないわけではありませんが「重度訪問介護」は、基本的に1対1のコミュニケーションがほとんどです。
1対1のコミュニケーションであれば、HSPさんでも得意な人が多く、強みも生かしやすい環境といえるでしょう。
3.現場から直行直帰できる
現場から直行直帰できるのも、HSPさんにおすすめできる理由です。
直行直帰できることで、利用者さんとの人間関係も最小限にできるだけでなく、職員との関りも大きく減らせます。
会社で働いていて、ぼくが1番悩んでいたのが職員の人間関係です。
施設で悩んでいた人間関係
- 上司にどう見られているか気になる
- 派閥争いに巻き込まれる
- 陰口、悪口を聞かされる
- 自分の悪口を聞いてしまう
施設で働いていた時は、このような人間関係に悩まされていました。
しかし「重度訪問介護」は現場から直行直帰ができるので、職員とかかわることはほとんどありません。
直行直帰ができて、職員同士の人間関係の悩みを減らせるのも「重度訪問介護」をおすすめできる理由です。
4.ケアのほとんどが「見守り」で落ち着いている
重度訪問介護は、ケアのほとんどが「見守り」で、ゆったり働くことが可能です。
重度訪問介護は、8時間以上の長時間のケアの中で、利用者さんが必要としたときに合わせ、援助をおこないます。
「重度訪問介護」は、1対1のケアを長時間おこなうので、常に介護をしているわけではありません。
利用者さんが休んでいるときや、何もしていないときは「見守り」をしていることが多いです。
訪問介護は「家事援助」「身体介助」「通院等介助」というように、支援区分がハッキリと分かれています。
決められた支援区分に沿って援助をおこなうので「見守り」の時間はありません。
「重度訪問介護」は、ケアのほとんどが「見守り」で、マルチタスクもほとんどありません。
こうした、落ち着いた環境は、HSPさんと相性がいいといえるでしょう。
5.長時間ケアが可能で給料も高くなる
重度訪問介護は、長時間ケアが基本なので「介護保険の訪問介護」より給料が高いことが多いです。
「重度訪問介護」は1件で8時間以上の長時間のケアが可能で「訪問介護」より、単価が多くとれます。
実は、30分~3時間以内の単価だけでみると「重度訪問介護」より「訪問介護」のほうが高いです。
「訪問介護」は、短時間のケアを目的に作られているため、単価が高く設定してあります。
「重度訪問介護」のほうが短い時間で見た場合は、単価は安くなります。
しかし、「重度訪問介護」は8時間以上の長時間ケアが可能なので、結果として多く単価がとれて給料も高くなるのです。
ぼくは夜勤専従なので、さらに高い給料をもらっています。
個人的におすすめは「夜勤専従」
重度訪問介護で働くなら、個人的におすすめは夜勤専従です。
なぜなら、夜勤手当がつくことに加えて、夜勤は利用者さんが入眠されていて、ケアも落ち着いているからです。
夜勤専従は、体に合う合わないがあるため、万人におすすめできる働き方ではありません。
しかし、夜勤専従は実は、メリットが多い働き方なのです。
夜勤専従のメリット
- 出勤日数を減らせる
- 入りと明けの時間を有効活用できる
- ほとんどが「見守り」で終わる
- 夜勤手当で給料が高くなる
- 環境の静かで落ち着いてる
重度訪問介護の夜勤専従は、夜勤手当がつき高時給なため、出勤日数も減らすことができます。
重度訪問介護の夜勤専従であれば、週3日の出勤で月20万円以上稼ぐことは十分可能です。
給料シミュレーション
時給1300円で15時間夜勤の場合(週3日の出勤)
1300円×15時間+夜勤手当5000円=1回の出勤で24,500円
24,500円×月12回(週3日出勤)=294,000円
時給1400円で12時間夜勤の場合(週3日の出勤)
1400円×12時間+夜勤手当5000円=1回の出勤で21,800円
21,800円×月12回(週3日出勤)=261,600円
このように、長時間勤務が可能な「重度訪問介護」の夜勤専従は、週3日でも20万円以上稼ぐことが可能なのです。
「重度訪問介護」で働くなら、時間的に余裕ができる夜勤専従で働くのがおすすめです。
HSPさんに介護保険の「訪問介護」をおすすめしない4つの理由
HSPさんは、施設より「訪問介護」のほうが向いていますが、介護保険の「訪問介護」は、あまりおすすめできません。
それには、以下の理由があるからです。
「訪問介護」をおすすめしない理由
- 移動が多く時間に追われる
- ケアを継ぎ目なくおこなう必要がある
- 利用者さんやご家族さんとかかわる回数が増える
- 給料が安い
ぼくは、最初は「訪問介護」で働きたくて、求人を探しましたが、上記の理由で考え直しました…。
1.移動が多く時間に追われる
「訪問介護」は、短時間ケアで、どうしても移動が多くなります。
勤務時間が8時間の場合は、平均して1日に5~7件の訪問が必要になります。
お昼時や夕方など、道が混みやすい時間帯には、訪問の時間がギリギリになることも…。
じっとしているより、動き回るのが好きな人は向いていますが、時間に追われながら仕事をするのが苦手な人にはおすすめできないです。
1日1件の「重度訪問介護」と違い「訪問介護」は移動が多く時間に追われるため、自分のペースで働きたい人には合わない場合があります。
2.ケアを継ぎ目なくおこなう必要がある
介護保険の「訪問介護」は、支援区分がハッキリと決めあれており、ケアプラン通りにおこなう必要があります。
支援区分
- 家事援助
- 身体介助
- 通所等介助
上記のように、支援区分がハッキリと分かれていることで、継ぎ目がなくケアを行う必要があるのです。
「訪問介護」のケアに継ぎ目がない1番の理由は、支援区分に「見守り」が含まれていないことです。
「見守り」時間がないことで「重度訪問介護」のように、待機する時間がほとんどなくなります。
「訪問介護」は「常にテキパキと動いているほうが好き」という人には、向いている働き方といえるでしょう。
しかし、マイペースに働きたい人は、ケア内容に「見守り」が含まれる「重度訪問介護」のほうがおすすめできます。
3.利用者さんやご家族さんとかかわる回数が増える
訪問回数が増えるため、利用者さんやご家族さんと関わる機会も当然増えます。
訪問時間は短時間なので、長く関わるわけではないですが、人との関りは「重度訪問介護」より増えます。
それでも「訪問介護」は「介護施設」と比べれば、1対1の介助なので、人との関りは減らせます。
ただ「重度訪問介護」と比べると、人と関わる回数が増えるのは事実です。
ただ「訪問介護」は人と関わる時間で考えれば「重度訪問介護」より短いです。
「1人の人にじっくりと関わりたいか」「複数の人に短時間で関わりたいか」で考えも変わるでしょう。
ぼくの場合は、1人の人にじっくりと関わるほうが向いているので「重度訪問介護」を選択しました。
「重度訪問介護」より人と合う回数が増える「訪問介護」は、HSPさんにはあまりおすすめはできないのです。
4.給料が安い
「訪問介護」は30分~1時間の短時間ケアが基本なので、給料も安いところが多いです。
短時間の単価でみると、実は「重度訪問介護」よりも単価が高く設定さていますが「訪問介護」は、移動中は単価が発生しません。
そのため、移動がない「重度訪問介護」と比べると、トータルで見たときに単価が少なくなるのです。
訪問介護は、移動時間や現場に入っていない時間は、単価がなく、給料も安くなってしまいます。
もし「訪問介護」で「重度訪問介護」以上の給料を稼ぐには「サービス提供責任者」といって、事業所の責任者になる必要があります…。
「サービス提供責任者」は
- 社員やパートのシフト調整
- ケアプランの見直し
- 新しい訪問先の開拓
このように、現場以外の仕事が多く、複雑な人間関係も発生するので、HSPさんには向かない働き方です。
現場の「訪問介護」は給料が安く、かといって「サービス提供責任者」もHSPさんに向かないので「訪問介護」はおすすめできません。
HSPさんが重度訪問介護として働く場合の5つの注意点
3年間「重度訪問介護」として働く中で、いくつか働く際の注意点もわかってきました。
以下が重度訪問介護で働く際の5つの注意点です。
「重度訪問介護」の注意
- 求人数が少ない
- 未経験では難しい
- 簡単なケアではない
- 入るケアによっては合わない場合がある
- 訪問先のケアが突然なくなることがある
「重度訪問介護」は、丁寧にケアをする人には合っていますが、すべてのHSPさんにおすすめできるとはいえません。
その理由、1つずつ詳しく解説します。
1.求人数が少ない
重度訪問介護の最大のデメリットといえるのが、求人数が少ないことです。
転職サイトを見ても、ほとんど「重度訪問介護」の求人が見つからないのが現実です…。
ほかにも、転職エージェントに登録して探してみましたが「重度訪問介護」の求人を希望すると、アドバイザーから以下のようにいわれました。
求人数がかなり少なく、見つかるか保証はできません。もし見つかりましたら、また連絡いたします。
このように、対応されてそこから連絡がないです…。
その中でも、求人が見つかったのは、転職サイトの「ジョブメドレー」です。
ジョブメドレーで「重度訪問介護」で検索すると、実際に複数求人がヒットしました。
ジョブメドレーで3大都市の「重度訪問介護」の求人を検索すると、以下のように複数ヒットしました。
ほかの介護転職サイトの「介護ワーカ」「カイゴジョブ」「e介護転職」でも求人を探してみましたが、見つからなかったです…。
「ジョブメドレー」は、福祉専門の転職サイトとしては最大級の約336,000件の求人をそろえています。
重度訪問介護の求人を探すなら、圧倒的な求人数がある「ジョブメドレー」で探すのがおすすめです。
2.未経験では難しい
訪問介護自体が、未経験者がいきなり働くのは難しいといえます。
重度訪問介護は特殊なケアの多く、現場でも1人のため、未経験者にはハードルが高い働き方です。
そして「重度訪問介護」は、そもそも無資格の人は働くことができません。
「重度訪問介護」として働く場合は、最低でも以下の資格が必要です。
最低限必要な資格
- 重度訪問介護従業者
- 介護職員初任者研修
この2つのどちらかの資格が最低限ないと「重度訪問介護」として働くことができないのです。
「介護職員初任者研修」は、資格取得に平均5~10万円ほどの費用がかかります。
さらに、資格取得までに3~4か月ほどの期間がかかります。
しかし「重度訪問介護従業者」であれば、3日間ほどの研修で取得可能で、費用も3万円前後と比較的安いです。
重度訪問介護は、特殊なケアが多く、現場でも1人のため、未経験の人にはおすすめできません。
しかし、無資格でも介護経験がある人には「重度訪問介護従業者」の資格を取得するのがおすすめです。
3.簡単なケアではない
重度障がい者の方が、ケアの対象であるため「重度訪問介護」は特殊なケアが多く、簡単なケアとはいえません。
重度障がい者とは、以下のような人たちのことです。
重度障がい者の例
- ALS
- 筋ジストロフィー
- 自閉症(重度の方)
- 脳性麻痺
- 末期がんの障がい者
上記はすべて、ぼくが今まで経験したことがあるケアです。
老人施設の介護とは違い「呼吸器の装着」「吸引」「てんかん発作のある人」など特殊なケアが多く、難しい内容もあります。
ただ、見守り時間が多く、常にケアをしているわけではありません。
1対1の介助のため、7~8割が見守りや待機になります。
1つ1つのケアは、繊細におこなう必要がありますが、時間はたっぷりあるので、落ち着いてできます。
重度障がい者のケアは、簡単な内容でありませんが「スピード」や「効率性」を求められる施設のケアとは違うのです。
「重度訪問介護」は、介護施設より「丁寧さ」「繊細さ」が求められるので、HSPさんにも向いているいえます。
4.入るケアによっては合わない場合がある
「重度訪問介護」は、入るケアによっては、合わない場合もあります。
ぼくも、過去に以下の理由でケアを変更したことがあります。
過去にケアをキャンセルした理由
- 自閉症のケア内容が合わなかった
- 利用者さんの性格が自分と合わなかった
- 利用者さん側から拒否された
このように、自分と合わないケアに入ることは、あります。
どうしても、自分に合わないと感じれば、変更することができます。
実際にぼくも、何度か変更してもらっています。
「重度訪問介護」は、1人の利用者さんに長時間のケアをおこないます。
そのため、ケア内容や利用者さんとの相性は短時間ケアの「訪問介護」よりも、重要になってきます。
入るケアによっては、合わない場合があることも「重度訪問介護」のデメリットといえるでしょう。
5.訪問先のケアが突然なくなることがある
頻繁に起こることではないですが、利用者さんが入院されたり、ケアを拒否をされることがまれにあります。
そういった場合、訪問先のケアが突然なくなってしまうのです。
ぼくも、利用者さんの入院、突然のキャンセルでしばらくケアが中止になったことは経験しました。
そういった場合に、出勤日数が足りなくなることが起きてしまいます。
しかし、会社側ももちろんそういった不測の事態には対応してくれます。
ケアがキャンセルになった場合の対応
- 有給を利用して補う
- 別の利用者さんのケアに入って補う
ほとんどの場合は、事務所側が勤務を調整してくれて、別の利用者さんのケアに入ることで補います。
どうしても、調整がつかない場合は、有給消化で、ケアがお休みになることも、まれにあります。
ぼくは、ケアがお休みになることは、ポジティブに考えてます。
突然、5連休になって、旅行に行けたりもするので、悪いことばかりではないです。
ただ、ケアが突然なくなるのは、安定感にはかける働き方だと思うので「重度訪問介護」のデメリットといえるでしょう。
HSPさんが「重度訪問介護」の求人を探すのにおすすめの転職サイト
「重度訪問介護」の求人を探すなら、以下の2つの転職サイトを活用するのが、おすすめです。
ぼくが実際に「重度訪問介護」を探すときに利用した転職サイトです。
利用するべき理由を、1つずつ詳しく解説します。
転職サイトなら「ジョブメドレー」がおすすめ
「重度訪問介護」の求人が一番見つかりやすいのが「ジョブメドレー」です。
ジョブメドレーは「転職サイト」といって、こちらから企業に直接応募するサービスです。
ぼくが「転職サイト」の、ジョブメドレーを1番におすすめできるのは、他サイトと比較しても、圧倒的な求人数を誇っているからです。
以下が他の介護転職サイトと比較したときの求人数の違いです。
実際にジョブメドレーに登録して「愛知県」「大阪府」「東京都」の三大都市圏の「重度訪問介護」の求人を検索してみました。
このように、複数の求人を実際に見つけることができました。
ジョブメドレー以外の転職サイトでも、検索しましたが、見つけることができなかったです…。
「重度訪問介護」の求人を探すときは、求人数が圧倒的に多い「ジョブメドレー」を活用しましょう。
転職エージェントなら「マイナビ介護職」がおすすめ
タイミングが合えば「転職エージェント」にも求人が出ている可能性があります。
ぼくが、探したときは見つからなかったですが、転職するときは転職サイト以外にも「転職エージェント」も活用したほうが効率がいいです。
介護の転職エージェントで1番おすすめしているのが「マイナビ介護職」です。
求人数も介護転職エージェントではトップクラスで「重度訪問介護」の求人も見つかる可能性があります。
そしてなにより、転職エージェントの中でも、アドバイザーの対応が1番丁寧でした。
ぼくが利用した時は「希望していない求人を押し付けてくる」「営業のために無理やり紹介する」ようなことはなかったです。
「重度訪問介護」の求人を探す際に、転職エージェントに登録するなら、ぼくは「マイナビ介護職」が断然おすすめです。
重度訪問介護の求人がないHSPさんには「介護派遣」もおすすめ
「重度訪問介護」の働き方をおすすめしてきましたが、求人が少なく見つかりにくいのが現実です。
また、施設の働き方が好きで、どうしても施設で働きたいHSPさんもいると思います。
もし「重度訪問介護」の求人が見つからなかったり、施設でも働いてみたいHSPさんには「介護派遣」として、働くのもアリです。
ぼくは、もう一度施設で働くなら、次は絶対に「介護派遣」で働きます。
介護派遣がおすすめな理由
- 人間関係が正社員より気楽
- 残業代がしっかり出る
- 福利厚生も正社員と大差ない
- 上司の評価が関係ない
- 正社員の仕事をやらなくていい
上記の理由から、ぼくは次に就職する場合には「介護派遣」を選びます。
介護派遣の働き方については、以下の記事でより詳しく解説しています。
介護派遣として働くならまずは「かいご畑」に登録しよう
介護派遣として働く場合には、派遣専門の転職エージェントへの登録が必要です。
その中でも、ぼくがおすすめするのは「かいご畑」です。
かいご畑は、介護派遣を専門にしている、最大手の転職エージェントです。
ぼくは、介護派遣の転職エージェントは、大手を使うのをおすすめしています。
その中でも「かいご畑」を一番に押すのは、以下の理由があるからです。
かいご畑を1番におすすめする理由
- 資格が無料で取得できる
- 福利厚生もしっかりしている
- 施設でトラブルが起きた時のフォローも手厚い
介護派遣の最大手だけあって、福利厚生の手厚さ、施設でのトラブル時のフォローは、しっかりと整っています。
そして、資格取得が無料でできるのも、かいご畑を一番におすすめできる理由です。
かいご畑には「キャリアアップ制度」といって、実質無料で資格を取得できる制度があります。
「介護職員初任者研修」は自己負担だと、10万円ほどの金額がかかることを考えると、非常にお得な制度といえます。
「かいご畑」で無料で資格習得をして「重度訪問介護」へ転職するのも、おすすめです。
介護派遣として働くなら、最大手の「かいご畑」に登録しておけば、間違いないでしょう。
まとめ:「重度訪問介護」に興味をあるHSPさんは実際に求人を探してみよう!
今回は、HSPさんに「重度訪問介護」がおすすめな理由について解説ました。
ぼくは、介護施設から「重度訪問介護」に転職をして本当によかったと感じています。
もちろん、重度障がい者が専門になるので、難しいケアも多く、向き不向きがある働き方です。
しかし、内向型HSPのぼくには、1つ1つのケア内容が難しくても、ゆっくりと時間をかけられる「重度訪問介護」は向いている働き方でした。
これは、ぼくだけの話ではなく「丁寧さ」「繊細さ」「1つのことに集中できる」強みを持つHSPさんにも当てはまるといえます。
「重度訪問介護」に転職をするなら、以下の2つの転職サイトに登録しましょう。
ぼくは、実際にこの2つの転職サイトに登録して「重度訪問介護」の求人を見つけました。
今回の記事を見て「重度訪問介護」として働いてみたいと考えている人は、ぜひ登録しましょう。