このまま続けてもいいのかな…
このように悩んでいませんか?
HSPであることで、看護師として辛いことや、辞めたくなることが多いと思います。
HSPの人が、看護師として快適に働けて、能力を発揮するためには何が必要なのでしょうか?
妻はHSPの気質をもっていて看護師として辛い思いをたくさんしてきました…
今回は、HSPの私が看護師としてつらかったことを話したいと思います。
HSPの人は看護師に向いてないのでしょうか?このまま看護師を続けても問題ないのでしょうか?
そこで今回は
- HSPが看護師として向いてないと思ってしまう5つのこと
- HSPが看護師として生かせる5つの能力
- HSPが辛い看護師の職場から抜け出せない5つ理由
- HSPが看護師として快適に働く4つの方法
- HSPの看護師におすすめの転職エージェント
について解説します。
この記事を読むことで、HSPの看護師として快適に働く方法や辛い環境からの抜けだし方を理解できます。
興味がある人は、続きを読み進めてください。
HSPが看護師として向いてないと思ってしまう5つの点
HSPが看護師として現場で働いていると「自分には向いてないな…」と思うことがあるでしょう。
HSPの人はストレスに弱い為、刺激が多い看護の現場で働いていると、能力をうまく発揮できないのです。
以下が、看護師として、HSPが向いてないと思ってしまう5つのことです。
- 患者さんに感情移入してしまい疲弊する
- 人の陰口や悪口を自分事に思ってしまう
- 責任の重さに耐えられない
- 医療業界ならではの教育制度に疲弊する
- 同期や先輩と自分の状況を必要以上に比べてしまう
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1.患者さんに感情移入してしまい疲弊する
HSPの人は感受性が豊かな為、患者さんに必要以上に感情移入してしまいます。
感情により寄り添えるメリットもありますが、自分自身も辛い感情を受け取ってしまうのです。
看護師は、精神的に負担が大きい仕事です。
仕事中は患者さんのことを考えるのは大切ですが、オンオフはしっかりと切り替えないと、精神が持ちません。
HSPの人は、人の感情に流されやすく、オンオフの切り替えが苦手です。
なので、オフの日も重く考え込んでしまい、疲れが取れず、看護師として向いてないと思ってしまうのです。
2.人の陰口や悪口を自分事に思ってしまう
看護師の現場で働いていると、他人の陰口や悪口も耳にすることが多いです。
気にせずに流せればいいのですが、HSPの人は他人の言葉に敏感なので、自分事のように受け取ってしまいます。
- 私も同じことを言われてるんじゃ…
- 陰ではみんな私の悪口を言ってるんだ…
- 使えないやつと思われてないかな…
上記のように、陰口や悪口を聞くと余計なことを考えてしまいます。
HSPの人は深く考え込む特徴があるので、気になりだしたらそのことばかりを考えてしまうのです。
悪口や陰口が多い職場で働いている場合、そのことばかりを考えてしまい、職場に行くのが辛くなってしまうのです。
3.責任の重さに耐えられない
看護師は人の命を扱う仕事のなので、重い責任がのしかかります。
HSPの人はストレスやプレッシャーに弱い特徴があるため、過度なプレッシャーがかかる現場は辛くなってしまいます。
しかし、看護の現場は感度のプレッシャーがかかる現場が多いのです。
- 患者さんの急変対応
- 新しい看護処置をおこなう
- 毎日の申し送り
- 夜勤業務
このように、毎日強いプレッシャーやストレスにさらされるのです。
看護師でも、働く場所によっては上記のような環境を避けることが可能です。
しかし、急性期や大きな病院などで働くと苦手な環境は多くなるでしょう。
4.医療業界ならではの教育制度に疲弊する
医療業界ならではの教育制度も、HSPの人が向いてないと感じる原因です。
看護師の教育制度として、プリセプターというものがあります。
プリセプターとは、1人の看護師に1人の先輩がついて指導する教育システムのことをいいます。
マンツーマンで1年間、先輩が付きっ切りで指導するので、人目が苦手なHSPはつらく感じてしまうのです。
1年間は苦手な先輩の指導を受けなければならず、とてもストレスでした…
プリセプターという教育システムは、1人のときに能力を発揮するHSPと相性が悪いのです。
さらに、ついてもらう先輩が苦手な人だった場合は、より辛い環境になってしまうのです。
5.同期や先輩と自分の状況を必要以上に比べてしまう
人の感情や言動に流されやすいHSPは、人と必要以上に比べてしまう特徴があります。
看護師は同じタイミングで入った同期でも、成長速度は人それぞれです。
そのため、以下のようなことが起こります。
- 夜勤を早めに始められる人
- 同期の独り立ちが自分より数か月早い
- 自分がやらせてもらえない難しい処置を同期がおこなっている
HSPの人は、自分と他人を切り離して考えることが苦手なので、このような状況で「看護師には向いてない」と考えてしまいます。
自己肯定感の低いHSPの人は、自分がみじめに感じてしまい、先輩にも迷惑をかけていると考えてしまうのです。
【ほんとに向いてない?】HSPが看護師として生かせる5つの能力
HSPには、看護師として辛く感じることが多いです。
だからといって、看護師に向いていないと決めるのは早すぎます。
HSPの持っている気質と、看護師に必要な能力は相性がいいものも存在します。
以下が、HSPが看護師として生かせる5つの能力です。
- 患者さんやご家族の気持ちに共感できる
- 当たり前になっている悪い習慣にも気づける
- 患者さんの小さな変化に気づける
- 「直観力」を生かした危機管理能力の高さ
- 誰に対しても誠実に対応できる
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1.患者さんやご家族の気持ちに共感できる
HSPの人は人の気持ちや感情に敏感なので、高い共感力を持ち合わせています。
そのため、患者さんやそのご家族の不安、喜び、悲しみなどの感情に寄り添うことができるのです。
HSPの高い共感力は、以下のように現場で生かされます。
- 辛いことを口にできない患者さんに寄り添える
- ご家族の不安や悲しみを理解してあげられる
- 口下手な患者さんとも関係を構築できる
患者さんは、自分の不安や辛さなどを隠されている方もいます。
そういった方の不安も敏感に感じ取り、寄り添うことができるのです。
高い共感力があることで、患者さんやご家族から大きな信頼も得られるでしょう。
2.惰性でおこなっている良くない業務にも気づける
ずっと同じところで働いていると、良くないと分かっているけど、惰性でおこなっている業務も存在します。
HSPの人は、そういったことにも疑問をもち、改善に努めることができるのです。
多くの人は気付かない、または流している小さなことでも、HSPの人は疑問をもち考えられます。
- 「うちではこのやり方だから」の意見に流されず、業務を改善できる
- 間違っていることは「ダメだ」考えられる
- 他の人がみえていない重大な欠点に気づける
1つのことに集中して、深く考えられるHSPの特徴は、上記のように看護の現場でも生かされるのです。
3.患者さんの小さな変化に気づける
環境の変化に敏感なHSPは患者さんの小さな変化も見逃しません。
患者さんの異常にいち早く気づくことで、重篤化したり急変する前に対応できます。
そのため、小さな変化を見逃さないのは大切な能力です。
例えば、以下のような変化に早く気づくことで脳梗塞や脳出血の重篤化を防げます。
- 声のトーンがいつもと少し違う気がする
- 顔の表情が少し右に傾いている?
- 滑舌がなんとなくいつより悪い?
大きな変化があれば、誰でも気づけますが、微妙な小さな変化である場合は見逃しがちです。
しかし、HSPの人はそういった小さな変化にもいち早く気づくことができます。
4.「直感力」を生かした危機管理能力の高さ
HSPは周囲の環境に敏感であることで「直感力」にも優れています。
高い直感力があることで、危機管理能力も高い傾向にあるのです。
危機管理能力が高いことで、以下のメリットがあります。
- 危険を事前に回避するために入念に計画する
- 起こりえる最悪の事態を事前に想定している
- 普段から患者さんの情報や知識などを調べている
危機管理ができていることで、急変や最悪の事態にも冷静に対応できるのです。
そのため、HSPの高い危機管理能力は看護の現場でも生かされるでしょう。
5.誰に対しても誠実に対応できる
HSPの人の特徴の1つとして、真面目で誠実であることがあげられます。
誠実であることで、誰に対しても平等に対応できるのです。
患者さんや職員を好き嫌いで判断したり、態度を変えたりしません。
そうした、対応をおこなうことで、職員や患者さんから高い信頼を得られるのです。
- 自分のためではなく、患者さんのために純粋に行動できる
- 後輩の成長のためを思って的確にアドバイスできる
- 気分によって対応にムラがなく安定している
上記のように、誠実に仕事と向き合うことで高い能力を発揮できるのです。
真面目で誠実であることは、看護師としてとても大切な能力といえるでしょう。
HSPが看護師として快適に働く4つの方法
HSPの人は看護師として、必要な能力は十分に持ち合わせていますが、環境に適応できないことが多いです。
HSPの持っている能力を最大限に引き出すためにも、適切な環境を選びましょう。
以下が、HSPが看護師として快適に働く4つのポイントです。
- 設備が整った病院を選ぶ
- 1人体制で働ける職場を選ぶ
- 病状が安定している病院を選ぶ
- 教育制度が整っている病院を選ぶ
1つずつ、詳しく解説します。
1.設備が整った病院を選ぶ
HSPの人は、設備が最新の病院を選ぶのが、ポイントです。
設備が古い病院は、業務の効率が悪かったり、古い考えをもっているところが多いです。
電子カルテの導入をしておらず、効率の悪さに苦しみました…
HSPの人は1つのことに疑問を感じると、それが気になって他のことに集中できなくなります。
そのため、設備が古い、悪いなどの機械的な要因は、なるべく気にならないところを選ぶべきなのです。
2.1人体制で働ける職場を選ぶ
HSPの人は、他人の言動や行動が必要以上に気になってしまいます。
そのため、職員が多い病院だと、人の目が気になり、仕事に集中できなくなるのです。
安心して働くためにも、なるべく少人数、または1人体制で働ける場所を選択しましょう。
- 訪問看護
- 保育園・児童養護施設の看護師
- ツアーナース
- 高齢者向け施設
上記の現場は、基本は1人または少人数でおこなうことが多いです。
看護師として、病院以外の多様な働き方を目指すなら「MCナースネット」から仕事探すのがおすすめです。
「MCナースネット」では、ツアーナースや保育園、学校などの看護師求人もあります。
1人、または少人数の職場を選んで看護師として快適に働きましょう。
3.病状が安定している病院を選ぶ
急変対応が少なく、病状が安定している職場を選ぶのもHSPにとっては大切なポイントです。
急性期病院などの、急変や病状が不安定な患者さんが多い場所は、HSPにとっては刺激が強すぎて合わない場合が多いです。
また、そうした不安定な環境であることで人間関係にも問題を抱えることも多くなります。
HSPは人間関係に大きく左右されるので、病状が不安定な病棟は避けるのが賢明でしょう。
- 病床数の少ない小規模なクリニック
- 介護施設や老人ホーム
- 健康診断専門のクリニック
上記の場所は、患者さんの病状も安定していて、HSPにもおすすめの職場です。
精神的な負担を減らすためにも、病状が安定している病院や施設を選びましょう。
4.教育制度が整っている病院を選ぶ
教育制度が整っているのかも、HSPの看護師には重要な問題です。
教育制度が整っていない病院で働くと、HSPの人は不安を感じてしまいます。
1つのことに疑問を感じてしまうと、不安が頭から離れなくなり、仕事が手につかなくなります。
教育が行き届いていない病院で働くと、HSPの人は以下のように考えてしまうのです。
- 今の自分のやり方は本当に正しいのかな?
- この病院を辞めたら通用しないのでは?
- 患者さん的確な治療ができているのか?
このような、不安を減らすためにも、HSPの人は教育制度の整った病院を選びましょう。
【辞めづらい】HSPの看護師が辛い職場から抜け出せない5つの理由
HSPの人は、病院で働いていると辛くなって、逃げ出したくなります。
しかし、病院は辞めづらい雰囲気があって、辛いのに抜け出せない状況が続いてしまいがちです。
HSPの人が辛い環境から距離を置くためにも「何が辞めづらくしている原因なのか?」を明確にしていきましょう。
以下が、HSPの人が辛い職場を抜け出せない5つの原因です。
- 自分が辞めると会社にも迷惑をかけると考えてしまう
- 転職活動に自信がもてない
- 強い引き留めに合うのを恐れてしまう
- 奨学金の返済を気にしてしまう
- 真面目な性格から責任を果たそうとしてしまう
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.自分が辞めると会社に迷惑をかけると考えてしまう
HSPは人の気持ちに対して敏感なため、辞めると職場のみんなに迷惑がかかると考えてしまうのです。
人の気持ちを察するあまり、辞めた後の会社のことまで考えてしまい、「辞める」と言い出せないのです。
- 自分が辞めることでみんな残業で苦しむのではないか?
- 自分勝手な奴と思われているかな…
- みんな同じ思いをしているのに自分だけ…
上記のように、自己肯定感の低いHSPは、辞めることが迷惑なことだと考えてしまいます。
しかし、あなたが辞めた後の職員のことを考えるのは会社や人事の人たちです。
あなたは、あくまで労働者として時間を会社に買われているので、こちらにも選ぶ権利があります。
「会社のことはトップが考えること」と割り切って、辛い環境から抜け出すべきでしょう。
2.転職活動に自信がもてない
転職活動に自信が持てず、退職に踏み出せないHSPの人も多いです。
自己肯定感が低いHSPの人は、辞めた後に他の病院で通用するのか不安を感じやすいのです。
その結果、思い通りの転職先が見つからないと考え、現状維持を選択するのです。
しかし、看護業界の人員は慢性的に不足しており、完全に「売り手市場」です。
- 高齢者は増え続けるので看護師の需要が減ることはない
- 「売り手市場」である限り、労働者側も会社を選択できる
- 「経験」「技術」は働いている限り、必ず積みあがっている
上記のように、あなたは自分が考えるよりも、市場から求められている可能性が高いです。
HSPの人は「経験年数」や「看護技術」に自信を持てない人が多いです。
しかし、その病院で働いてたということは、必ず「技術」と「経験」は積みあがっています。
看護師である限り、転職活動を恐れる必要はないでしょう。
3.強い引き留めに合うのを恐れてしまう
HSPの人は、退職を伝えるときに、強い引き留めに合うのを恐れてしまいます。
人の言葉に傷つきやすいHSPは、退職を伝えるときに師長から強く責められると考えると腰が引けてしまうのです。
辛いけど我慢して、続けていました…
ほんとうに辛いのであれば、HSPの人は早く抜け出すべきです。
ストレスに弱いHSPの人は、辛い環境が続くことでうつ病や精神に支障をきたすリスクがあります。
辛くてたまらないけど辞められない場合は、精神科に受診して休職を考えるのも手です。
HSPの人は無理をすると、精神を病んでしまうので、早く逃げ出すことを考えましょう。
4.奨学金の返済を気にしてしまう
病院奨学金を借りている場合は、辞めると借金が残るので、辛いけど抜け出せない状況になります。
とくに、HSPの人は不安を感じやすいので、借金への不安から無理してでも職場を続けてしまうのです。
3年間は働く必要がありましたが、うつ病になり退職を決意しました…
借金は確かに不安ですが、体の健康の方がもっと大切だと思います。
お金の問題は難しいところではありますが、健康に勝るものはないと思っています。
HSPの人は、借金のために無理をして病気になるより、自分に合う環境に身を置くことが大切です。
5.真面目な性格から責任を果たそうとしてしまう
HSPの人は、真面目で誠実な人が多いです。
そのため、必要以上に自分に責任を持ってしまい、辛いのを我慢して職場を辞められない人が多くいます。
真面目であることで、以下のように考えてしまうのです。
- 任されている仕事はすべて終わらせてからではないと…
- 新しい職員が入って人員が確保できたタイミングまで待とう
- 患者さんや残される職員のことを考えると我慢して残るべきか…
このように考えていると、いつまでも辞めるタイミングは見つかりません。
周りのことに責任を感じるのは、確かに大切です。
しかし、自分がほんとうに辛いなら、まずは自分の健康を優先させるべきです。
周りに合わせて、自分を犠牲にする必要はないのです。
HSPの看護師が辛い職場から抜け出す4つの方法
HSPの人は辛くても、看護の職場から抜け出せない人が多くいます。
我慢して耐え続けていても、そのうち限界が来るのは明らかです。
そのため、HSPの人が辛い職場から抜け出すための4つの方法を解説します。
- 生活コストを最小限に抑える
- 引き留められない退職理由を伝える
- 次の就職先を決めてしまう
- 退職代行の利用を考える
それでは、1つずつ詳しく解説します。
1.生活コストを最小限に抑える
まずは、辞めるハードルを下げるためにも、生活費にかかるコスト最小限に抑えましょう。
辞める際に、一番不安に感じるのは、お金の問題です。
とくにHSPの人は不安を感じやすい特徴があるので、お金の不安があると辞められなくなります。
以下が、生活費で見直したポイントです。
- 携帯会社を格安SIMにする
- 現金は使わずキャッシュレスにする
- ショッピングモールに行くのを控える
- ランチは食べず朝昼兼用
- 外食せず自炊する
- 衝動買いを辞め必要な物だけ買う
すべてのポイントを見直せば、生活費を大幅に減らすことが可能です。
月にかかる生活費を1人10万円以下に抑えられれば、アルバイトでも生きていけます。
そう考えるようになれれば、辞める時の不安は感じなくなるでしょう。
2.引き留められない退職理由を伝える
引き留めに合わない退職理由を考えるのも大切です。
HSPの人が退職で不安に感じるは「引き留めに合うのではないか」と、思ってしまうからです。
なので、退職を伝える前に引き留めに合わない退職理由を考えましょう。
以下のような理由であれば、引き留めに合う確率を減らせます。
- 病気
- 結婚・出産
- 介護
- 転居
- キャリアアップ・チェンジ
退職を伝えるときは「会社の不満」や「人間関係」などの理由を伝えるのは、控えるべきです。
なぜなら、会社側に原因があるなら「改善すればいいのでは」となり、引き留めの原因になります。
引き留めに合わないためには「夫の仕事の都合による転居」などのような、外的要因を理由にするべきなのです。
3.次の就職先を決めてしまう
辞める前に次の就職先を決めてしまうのも、おすすめです。
HSPの人が退職に踏み出せない理由の1つとして「やめた後のお金の不安」があげられます。
お金の不安というのは、安定的な給料が途切れる不安です。
なのであれば、辞める前に就職先を決めることで、不安を軽減できます。
- 退職を伝えなければいけない状況になる
- 次の給料の確保ができることで安心する
- 明確な辞める理由ができる
上記のように、就職先を決めた方が、辞める理由に悩むことも無くなり、スムーズにことが運びます。
辛い環境から抜け出せない人は、先に就職活動を始めてしまいましょう。
4.退職代行の利用を考える
伝えないと辞められないのは分かっているけど「どうしても怖くて伝えられない」と悩んでいる人も多いでしょう。
そういった場合は、退職代行の利用を考えるのも手です。
退職代行は相場で3~5万円ほどの費用がかかります。
しかし、その代わりに退職に関わる問題をすべて行ってくれます。
- 本人の代わりに退職を伝えてくれる
- 師長や上司との面会を避けられる
- 退職時のトラブルの心配が不要
優良な退職代行を選べば、退職時のトラブルもすべて対応してくれるのです。
「何度も勇気を出して言おうと思ったけど、それでも辛い」と感じる人は、退職代行の利用考えましょう。
HSPにおすすめの退職代行は、以下の記事で詳しく解説しています。
-
【HSPで退職が言い出せない】つらい職場からスムーズに辞められる6つの伝え方を解説
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HSPの看護師におすすめの転職エージェント3選
ここではHSPの人に合う求人が見つけすい、転職エージェントを3つに厳選しました。
以下が、厳選した3つの転職エージェントです。
- 看護のお仕事
- MCナースネット
- ホームケアライン
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.看護のお仕事
ポイント
- 求人数16万件と圧倒的な量を誇っている
- 直接、病院に足を運んで情報収集しているため求人情報の質も高い
- 口コミ掲載も多く実際に就職で利用した人の意見も知れる
「看護のお仕事」は、求人数16万件と他の求人サイトに比べて圧倒的な求人数を誇っています。
さらに、実際に紹介先に足を運ぶことで、より具体的で質の高い内部情報を教えてくれます。
そのため、転職に不安を感じやすいHSPの人にもおすすめできる転職エージェントです。
求人の量が多いだけではなく、実際に訪問することで、求人の質の高さも両立しているのが「看護のお仕事」なのです。
まずは転職活動を始めるなら、始めに「看護のお仕事」に登録しておきましょう。
2.MCナースネット
ポイント
- 自分の働き方に合わせた求人を選べる
- 仕事の種類が豊富(ツアーナース、訪問看護、保育園、介護施設など)
- 時間に縛られた働き方が嫌な人におすすめ
「MCナースネット」は病院以外の求人が豊富にあって、病院の働き方が合わないHSPの人でもおすすめできるエージェントです。
常勤、非常勤、派遣など、自分に合った業務形態を選べて、自由度の高い働き方が可能です。
求人の種類は、以下のようなものがあります。
- 保育園
- 介護施設
- ツアーナース
- 健診センター
他の求人サイトでは、あまり見かけない求人もあるので、看護師の資格を生かして新しいことにチャレンジしたい人のもおすすめできます。
自分らしい働き方を見つけたいHSPの人は、ぜひ登録しておきましょう。
3.ホームケアライン
ポイント
- 訪問看護に特化した転職エージェント
- 訪問事業所にエージェントが訪問し、オンコールの体制、管理者の経歴などの聞き出しをおこなっている
- 現役の訪問看護師と転職エージェントのダブルサポート体制で相談にのってくれる
「ホームケアライン」は訪問看護に特化した転職エージェントです。
求人数は多くはないですが、1つ1つ訪問事業所に訪問し、細かな聞き取りをおこなっています。
- オンコールの体制に問題はないか
- 管理者の経歴
- 介護保険と医療保険の割合はどれぐらいか
上記の内容や、職場の雰囲気など訪問看護事業所の内部情報を細かく把握しているのです。
そのため、訪問看護師として働きたいHSPの人には、利用をおすすめできる転職エージェントでしょう。
また、現役の訪問看護師と転職エージェントの、ダブルサポートで相談にのってくれるところも安心できるポイントです。
まとめ:HSPの人は看護師として最適な環境で働こう!
HSPの看護師は、ストレスを溜め込みがちで限界まで我慢してしまいます。
自分に向いていないポイントを理解して、そこから逃げ出すのも大切なことです。
以下の5つのことを理解して、HSPの人は快適に働きましょう。
本日のまとめ
- HSPが看護師に向いていないと感じる5つのポイントを知る
- HSPが看護師として生かせる5つの能力を理解する
- HSPが看護師として快適に働く4つの方法を実行する
- HSPの看護師が辛い職場から抜け出せない5つの理由を知る
- 辛い職場から抜け出す4つの方法を試す
HSPだからと、看護師がすべて向ていないわけではありません。
HSPの人は、自分の適性に合う場所を見つければ、看護師として高い能力を発揮できるでしょう。